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飼育のコツ

まずは、気軽にカクレクマノミの飼育を始めたい!という方へ

 

〜カクレクマノミを飼うときに用意したいもの〜

  

水槽

30cmキューブ水槽や60cmの規格水槽(水量 約30L〜55L)でカクレクマノミは飼育できます。

ろ過の方法などにもよりますが、

水量30Lくらいで

3〜4cmの子供サイズが3〜5匹。

水量55Lくらいで

6〜7cmくらいの大人サイズだと1〜2匹くらい、

3〜4cmの子供サイズだと10匹くらいいけるでしょうか。

 

また、水槽のフタは必須です。

カクレクマノミは驚いた拍子に飛び出すことがあるので、しっかりとフタをしましょう。

また、フタをすることで塩ダレ防止や水の蒸発も防止できます。

フィルター 

フィルターの主な種類は、色々ありますが、外掛け式フィルターが便利で手軽です。

また、プロテインスキマーがあった方が良いので、海道河童フィルター(大)のような外掛け式フィルターがおすすめです。

ライブロック

魚を飼うために非常に大切なろ過ですが、ライブロックを入れると、ろ過の立ち上がりが早くなります。

握りこぶし2つ分くらいの大きさでも構わないので、用意することをおすすめします。海水で洗ってから使用しましょう。

 
照明

照明は蛍光灯やLEDで大丈夫です。

タイマーを使って自動で点灯・消灯するようにできれば、より便利です。

ヒーター・クーラー

カクレクマノミは、水温24℃〜30℃で飼育できます。そのため、夏場でもエアコンのある室内で飼育する場合、水槽用のクーラーはほとんど必要ありません。ただし、真夏の締め切った部屋では、温度が上がるので注意が必要です。換気をするか、涼しい場所に置くのが良いでしょう。

また、真冬でも暖房のない部屋などに置く場合は鑑賞魚用の小型ヒーターが必要です。水温が下がりすぎると食欲がなくなり、弱ってしまいます。

 

 

管理方法は?

基本的な、毎日の観察が大切です。

魚の体の表面に白い点が付いたり、ヒレが濁っていないか、食欲はあるか、などを日頃からチェックしましょう。

 

エサは、食べきるだけを毎日2〜3回ずつほど与えます。

最初の1ヶ月くらいは、ろ過システムもまだ不十分なので、少しずつ少しずつエサを与えてください。

本当は、2週間〜1ヶ月くらい、ライブロックを入れて空回ししてから魚を入れる方が、水槽の状態も安定しやすく理想的です。

 

水温は、25℃くらいが適温です。

夏場の場合ですが、カクレクマノミは30℃くらいでも飼育できるので、人間の生活できる室内で飼育している場合、クーラーは、ほぼ必要ないでしょう。ただし、朝晩の水温差がないようになど、注意してあげる必要はあります。また、イソギンチャクは、水温が高くなると飼育できないので、要注意です。冬場はヒーターで最低でも23〜24℃に保ちましょう。

 

水換えは、2週間に1度くらいのペースでおこないたいところです。

ただし、これも飼育環境によるものなので、エサを与える量が多くない水槽であれば、月1くらいでも良いかもしれません。水温を合わせた新しい人工海水で1/4〜1/3ずつ程度換水しましょう。

 

水換えの際に、水槽壁面や底面についたコケやヌメリを落としてからきれいな水に換えると良いでしょう。

特に、カクレクマノミは腹ビレ部分が底面に触れるようなことが多いので、底面をきれいにしておくと健康が保ちやすいです。

底砂を敷いている場合は、砂利クリーナーを使用して、ゆっくり掃除する必要があります。

が、砂利の管理は難しいので、カクレクマノミの場合、できれば何も敷かない方が掃除がしやすくて便利です。

 

 

海水魚の飼育について詳しくは、別のサイトでも解説しているのでそちらもご覧ください。

★水槽準備方法などを詳しく解説しています!→カミハタI LO HA サイト「初めての海水魚」へ

★ライブロックの使用方法などを詳しく解説しています!→カミハタI LO HA サイト「詳しい話」へ

 

エサ

ブリードのものは、既に人工飼料に餌付いているので、市販のものを、食べきる量だけ与えると良いでしょう。

カミハタブリードのカクレクマノミは、キョーリンのメガバイトに餌付けられています。

メガバイトレッドS

メガバイトレッドS

メガバイトグリーンS

メガバイトグリーンS

メガバイトレッドのSがカクレクマノミ向きとされています。

養殖場ではメガバイトグリーンSも併せて使用しています。






ワイルドのものは、最初は環境に慣れず、人工飼料を食べないこともあるでしょう。そんなときは、冷凍タイプのイサザアミブラインシュリンプなどを与えてみるところから始めると良いかもしれません。

クリーンホワイトシュリンプ クリーンブラインシュリンプ
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